佐世保市城間町にある防空壕「無窮洞」(むきゅうどう)に行ってきました。


この防空壕、何が凄いかというと人の手で掘られた防空壕なのです。
掘ったのは学校の教師と小学生。
時代は第二次世界大戦です。
そして、防空壕の中の規模が凄い。


場所はハウステンボスから近い。
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地元の方であれば、梅ヶ枝酒造の近くといえば分かりやすいでしょうか。
川沿いにあるので地図を確認しておけば迷うことは無い。


大通りから小道に入ると、すぐに防空壕に着く。
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広い駐車場もあり、見学には持って来い。
もちろん、駐車場は無料。


奥に見えるのが詰所。
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土日であれば、係の方が防空壕の案内してくれます。
その他の日でも事前に連絡をすると案内をしてくれる。
見学料も案内料もすべて無料。


外には無窮洞の説明。
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防空壕として、生きるため、そして学生として学ぶのをやめないために造られたのですね。
時代を感じる、胸の痛くなる話。


無窮洞の駐車場、及び見学の案内。
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土日だと時間さえ守れば事前連絡もいりませんし、ストレスフリーで見学が出来そう。


いざ、中へ。
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入り口が想像していた防空壕とは違う。
穴というより洞窟。
そして、見るからに岩なのですが。
ここを小さな子どもたちが手で掘るなんて可能なのかと。


中が想像以上に広く、天井が高い。
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既に自分の前に他の見学者が。
幸運なことに自分は当時ここで防空壕を掘っていた方に案内してもらえることに。


教壇。
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立派過ぎます・・・手で掘ったとは思えない・・・。
そして、壁もシッカリしている。
話によると、震度6でもビクともしない防空壕なんだそうな。


当時の堀削風景。
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写真を撮るために、この時だけキレイな服と靴を着用していたそうな。
普段は草履や汚れた服で作業されていたらしい。


実際に使用された道具。
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これで、震度6にも耐えることが出来るレベルの硬さを持つ地層を掘るなんて。


なんと、まだ奥がある。
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子どもたちが掘ったとは思えない、正確でキレイな壁。
どんな想いで掘って、どんな想いでここで生活をしたのだろうと考えてしまいます。


色々ありましたが、奥に炊事場を発見。
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かまどです。
こんなものまであるとは凄い。
何度も言いますが、人が・・・子供が掘ったとは思えない。


そのかまどの横には避難経路。
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裏山に続く階段らしいです。
未完成で、登っていくことは出来ません。


かまどがありましたが、当然洞窟で火を使えば酸欠になる。
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そんな時は、この唐箕(とうみ)と呼ばれる農機具を送風機代わりにして外から空気を取り込んでいたそうな。
子供が交代で回していたそうです。



防空壕というと、ほとんどはもう危険だということで埋められています。
中を見学出来る防空壕というのは貴重になりました。
ましてや、この規模の防空壕は全国的にも珍しい。
当時の方にお話を伺えたのも有り難かったです。
ここ、本当に一度は訪れて欲しい。
正直、防空壕ね~っという軽い気持ちで行きましたが、こんなにも感じるものが多いとは。
軍備施設などではなく、一般の人たち、子どもたちが時代を生きるために作った場所です。
多くの人に認知して頂き、佐世保に長く残していて欲しい歴史の一部だと思いました。


近くのオススメの飲食店ですが、ハウステンボスに近いので
ハウステンボスの温泉施設内のレストラン「フェリーチェ
なんて良いかも。
カフェの「みのるcafe」もオススメ。


住所:長崎県佐世保市城間町3−2
電話番号:0956-59-2003(無窮洞詰所)、0956-59-2676(宮地区公民館)
営業時間:9時~17時
定休日:年末年始
地図


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