佐世保市世知原町の資料館「炭鉱資料館」に行って来ました。


松浦炭鉱事務所として建設された建物。
資料館でありながら、洋風石造物という学術的に貴重な建造物だそうです。


場所は、ページ最下部の地図リンクを参照。
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歴史を感じる建物で、確かに特徴的な造り。
駐車場もあり、停める場所には困らない。


県指定の有形文化財になっている。
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資料館自体が有形文化財とか凄い場所だなと思います。


正面入口。
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っが、ここは入り口では無いらしい。
隣にある社会福祉協議会事務室に行って、入り口を聞きました。


建物の側面に入り口があるとのことで、早速入ってみる。
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展示物だけではなく、内観もレトロ!
映画に出てくる建物みたいな内観。


今の町並みからは、炭鉱で栄えていたとは思えない。
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なので、こういう資料館の存在は大切に感じます。
来館名簿があったのですが、この日も全国から色々な人が集まってました。


駅関係の資料も展示。
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やはり、鉄道は炭鉱と密接に関係があるっぽい。


説明が隣にありました。
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国鉄世知原線というのが昔はあったんですね。
知りませんでした。


石炭でっかい!!
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想像していた石炭と全然違う!!
こんなに大きいんですか。


石炭の種類についての説明。
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ほう・・・なるほど・・・つまり・・えっと・・・よし、次!


当時の写真。
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なんか、男女問わず全員裸なんですけど。
時代を感じる。


服装の変化が面白い。
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昔は軽装どころの話じゃないですね。


掘削道具。
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こういうのって、もう貴重なんでしょうね。
今は目にすることが無い道具がチラホラ。


一番目立つ展示物。
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なんなんでしょう、これ。


自走枠というらしい。
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天井が落ちないようにすると同時に、石炭を削り取ると前に進んでいく機械らしい。
これはスゴそう。


その他、道具がズラリ。
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それぞれが面白そうです。


別の部屋に移動。
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外から見た建物よりも広く感じる。


この部屋には地層が展示してありました。
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地層の展示とか珍しくて面白い。


その他、石も。
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石炭と木炭との違いも書かれていて、何気ないことですけど勉強になりました。


再び、部屋を移動。
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この部屋には、世知原の石橋群についての紹介がありました。
石橋群はブログでも紹介しました(石橋群の記事はコチラ←リンクになっています


そして、何故か石鏃(いしやじり)の展示が。
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これ、絶対貴重です。
鏃とか滅多に見れるものではない。


どうやら、岩陰遺跡の出土品らしい。
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岩陰遺跡は、以前に「泉福寺洞窟」「福井洞窟」「橋川内洞窟」を紹介しました。←リンクになっています
岩谷口岩陰遺跡はまだ行ったことがないので、調べて行ってみたい。


石鏃のアップ。
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石をこんな風に加工するなんて、ご先祖様はスゴイです。
よく、そんな発想が出てきたなと。


炭鉱資料館、ここは勉強になります!
ここ、学校の授業などで訪れても良さそうな場所。
貴重な資料が盛り沢山。
同じ長崎県民にこそ訪れて欲しい資料館です。
こうやって、県北というのは大きくなったのだなと勉強になりました。


住所:長崎県佐世保市世知原町栗迎83-5
地図
電話番号:0956-76-2887
営業時間:9時~17時
定休日:年末年始


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